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雨漏り放置は命取り

屋根工事・外壁塗装・雨漏り専門

雨漏り放置は命取り

前回、屋根材の一種であるコロニアルについて紹介しましたが、今回は屋根の不具合である雨漏りについてです。

 

●雨漏り放置は命取りになる

 

雨漏りは昔から建物の不具合として多く発生しています。

様々な原因で発生する雨漏りですが、共通しているのは放置し続けると非常に危険です。

例えば、天井からポタポタと落ちてくる雨漏り。

バケツで受け止めればいいやと思っていたら、実は知らず知らずのうちに壁の裏側をつたって広がり、壁一面濡れてしまっていたり。

一度雨漏りしたが、止まったと思っていたら、実は見えない場所に水が移動しただけだったり。

 

雨漏りは目に見えないところでも多く発生します。

軽い気持ちで雨漏りを見ていると思わぬ被害が生じてしまいます。

 

今回は、雨漏りを放置するとどのようになってしまうのか、対策や原因を解説していきたいと思います。

 

 

●雨漏り放置で家の寿命が短くなる

 

天井から、ポツリポツリと滴る雫。それを受け止めるバケツ。

雨漏りというとイメージする光景ですが、こういった雨漏りを放置するし続けると家の寿命が短くなります

 

現在の木造戸建て住宅の寿命は80年以上とも言われています。しかし、この寿命は適切なメンテナンスをした場合であり、屋根については長くても30年に一回は修繕をしていく必要があります。

もし、雨漏りをしている状態で放置していると、屋根を支える骨組みや天井裏、壁裏などに水が入り込み建物の軸組である木材が腐食してしまいます。

家を形作る木材が腐ってしまったら、家の寿命が短くなるのは想像に難しくないですよね。

 

また、木材だけでなく木材同士を繋ぐ金物が錆びてしまったり、湿気を好むシロアリが発生する可能性も高くなります。

 

 

●雨漏りでアレルギー性の喘息になることも

 

湿気を好むのはシロアリだけではありません。例えばカビ。雨漏りに伴いカビが発生してしまうことはよくありますが、カビによりアレルギーや喘息になってしまうこともあるのです。これは非常に怖いですね。

 

万が一天井裏や壁紙の裏側などにカビが発生してしまうと、容易に発見することも難しいですし、完全に取り除くことも大変になります。

ハウスダストの原因であるカビやダニが発生しやすくなるのも雨漏りの危険な点です。まずは、雨漏りしないようにしっかりと対策しましょう。

 

 

●建物内部の家具類への被害

 

雨漏りによる建物と人の健康への被害を紹介しましたが、次は建物内部を見ていきましょう。

雨漏りはポタポタと水滴が落ちているな、と思ったら風向きなどで急にドバドバと水が落ちてきたり、壁の裏をつたって床下から水が湧き出てきたりすることもあります。

 

万が一、パソコンやテレビなどの家電に水が掛かってしまったら場合によっては故障してしまう可能性もあります。

電子機器だけでなく本屋衣類が濡れてしまっても非常に嫌です。当然、壁紙や畳などに被害が出れば修理費用もさらに高額になります。

 

また、分電盤や天井裏の配線に水が入ってしまえば漏電の危険性もあります。

ブレーカーが落ちて停電になり復旧できなくなる可能性もあれば、感電してしまうリスクもあります。

漏水により家具に被害が出ることは非常に多いです。

 

 

●雨漏りしないための対策は初期施工をしっかりしておくこと

 

雨漏りしないための対策はしっかりとした施工にあります。

雨漏りは原因が様々で、発生源を見つけるのは非常に困難です。漏水箇所と雨漏りの原因箇所が離れているような場合も結構あります。

そのため、初めから雨漏りしないようにきちんと屋根や外壁を施工しておくことが重要です。

 

 

●雨漏りしてしまった場合は修理を

 

それでも雨漏りしてしまうことはありえます。その場合はしっかりと修理をして雨漏りしないようにしましょう。

 

 

●少量の雨漏りなら放置は危険

 

それでも雨漏りしてしまうことはありえます。その場合はしっかりっと修理をして雨漏りしないようにしましょう。

 

 

●雨漏りが止まった場合も放置は厳禁

 

何度か雨漏りしてもその後雨漏りが止まる場合があります。止まったからといって放置してしまう人がいますが、これも非常に危険です。

なぜ一度雨漏りしてしまってもその後止まるのか、理由は様々ですが、こういった事象は結構あるんです。

 

まず、風向きによって漏れたり漏れなかったりする場合。吹き上げるような風の場合は下から雨が舞い上がり水漏れするけど、風が弱い日は大丈夫であったり、外壁や窓からの漏水では単純にその方角からの雨の場合だけ雨漏りすることがあります。

 

それから、漏水箇所が詰まる場合。屋根や外壁亀裂があり、そこから漏水していたけれど、ゴミが詰まったり、腐食が発生して亀裂が詰まった場合です。

他にもありますが、こういった理由により雨漏りが止まったり生じたりすることがあるのですが、一度雨漏りしてしまった以上、建物内の被害も含めてしっかりと調査した方がいいです。

 

 

●原因不明の雨漏りもある

 

雨漏りの原因は様々で、専門家でもはっきりと原因を突き止められないことがあります。

その場合は、疑わしいところから順番に修理していくことになります。

 

専門家は知識と経験から、どういった場所から雨漏りしやすいか知っています。疑わしい箇所を直していくことで最終的には雨漏りが止まる可能性は高いです。

 

 

●よくある住宅の雨漏り

 

次に、よくある雨漏りの原因を紹介します。

 

 

屋根材の劣化

 

前回記事で紹介しましたが、屋根材には様々な種類がありますが、どれもメンテナンスが必要です。

長年、太陽光や風雨にさらされた屋根材は劣化も進みます。ひび割れが生じていたり、隙間が生じていることもあり、耐用年数以上に経過しているにも関わらず、メンテナンスをしていない場合は一度点検してもらう方がいいでしょう。

気づかぬところで漏水しており、家の安全性が低下していることもあります。

 

 

天井、屋上の工作物

 

天井にある天窓やソーラーパーネル、陸屋根という平らな屋根の場合はエアコンの室外機などがある場合もありますが、こういあった工作物周りは漏水の原因になりやすいです。

工作物を固定しておくボルトや重さが掛かる部分の防水シートが切れていることがあります。簡単に自分でも見られる場所もありますが、高所での作業は危険も伴います。

漏水の不安がある場合は専門家に点検してもらいましょう。

 

 

 

壁面からの漏水

 

屋根以外にも壁面からの漏水も多いです。特に多いのが窓回りで、コーキングという隙間に入れいるゴムのような緩衝材が劣化により固くなりひび割れを生じている場合は漏水の可能性が高くなります。

 

 

給水管や排水管の損傷

 

雨の日でなくても雨漏りが発生する場合などは給水管や排水管からの水漏れの可能性もあります。

特にマンションなどの集合住宅では、上の階からの水漏れは多いです。

 

 

●雨漏りしにくい屋根材は

 

前回記事で様々な屋根材を紹介しましたが、雨漏りしにくい屋根材はどれでしょうか。

みなさん気になるところかと思いますが、絶対に雨漏りしない屋根というのは存在しませんし、どの屋根材でもあまり変わらないんです。

と言うのも、屋根からの雨漏りを防ぐのには屋根材よりもその下の防水層が重要になってきます。そのため、屋根材がなんであろうと、この防水層がしっかりしていれば雨漏りはしないのです。また、屋根の形状によっても雨漏りのリスクは変わります。屋上を設け、人が歩けるような屋上バルコニーを設けた陸屋根などはやはり雨漏りのリスクは高くなります。

 

寺社仏閣のような複雑な形状の入母屋の屋根では、複雑な分、漏水のリスクは高いでしょう。屋根の勾配によっても雨漏りのリスクは変わります。

 

 

●それでもコロニアル屋根がおすすめ

 

では、雨漏りしたくない人はどんな屋根材にすればいいかというと、コロニアル屋根をおすすめします。

 

理由は、まず施工性がいいことです。雨漏りしないためには初期施工が重要と言いましたが、コロニアル屋根は施工が簡単で多くの業者で日常的に取り扱いがあります。

失敗も少なく、しっかりとした施工ができるのです。

 

さらに、メンテナンスがしやすい点です。コロニアルのメンテナンスは20年から30年に一度は必要ですが、コロニアルのメンテナンス方法は様々なものが開発されており、取扱業者も多いです。

こだわりの屋根にして、雨漏りしたときに、修理に大きな費用が掛かったり、そもそも修理できる業者が見つからないとなったら、困ってしまいますからね。

 

 

 

●まとめ

 

今回は雨漏りの危険性についてご紹介しました。

どんな建物でも雨漏りの可能性はあり、多くの建物が雨漏りに悩まされています。大切な住宅を守るためにも、定期的に点検して、雨漏り防止に努めましょう。

 

次回記事:コロニアルの雨漏りの原因

前回記事:コロニアルってなに?

 

 

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