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【関東地方でも必要?】家の屋根に雪止めは必要な3つの理由

屋根工事・外壁塗装・雨漏り専門

【関東地方でも必要?】家の屋根に雪止めは必要な3つの理由

「雪止め」ってなに?

 

 

「雪止め」、「雪止め金具」と言われるのは、

屋根に付ける金属金具の金具で、

屋根に積もった雪が

下に落ちないように引っ掛ける役割があります。

 

 

屋根の種類などに応じて様々な形状のものや

素材のものもありますが、

瓦屋根にも対応できる雪止め瓦というものがあり、

昔から用いられてきました。

 

以前は東北地方など

積雪の多い地域でしか見られませんでしたが、

近年は普段雪の降らない地域でも

記録的な大雪が降ることも多く、

関東地方などでも比較的

見られるようになってきています。

 

 

なんで雪止めって必要なの?

 

そもそも、屋根に積もった雪が

下に落ちないようにする必要があるの、

と疑問に思うかもしれません。

 

しかし、実際に2014年に関東地方で

降った大雪では

建物の屋根に雪止めがなかったがために

雪による様々な被害がでました。

 

 

都内にある私の友人の家でも

カーポートが潰れてしまい車が破損しました。

 

こういった被害の多くは

屋根に雪止めを設置していれば防げた可能性があります。

屋根に積もった雪の重さは1㎥で150kgもあるんです。

 

 

雪止めが必要な理由①

 

雪止めが必要な理由のひとつ目は

「屋根の軒下にあるものを守るため」です。

 

自宅の屋根の軒のある位置を

よく確認していみてください。

 

車のカーポート屋根があったり、

植栽があったり、

はたまたウッドデッキがある家はありませんか?

 

屋根に積もった雪は1㎥で150kgもあります。

そこに雨や雪解け水がしみこむと1t近くなることも。

 

これが、塊となって屋根の高さから

落ちてきたら相当な衝撃です。

 

軒下に通路がある場合、

運が悪いと人に直撃してしまうことも。

 

こうならないように雪止めを付けて、

雪が急激に落下しないようにしましょう。

 

 

雪止めが必要な理由②

 

雪止めが必要な理由のふたつ目は

「お隣さんに迷惑かけないため」です。

 

あなたのおうちの敷地はとても広く、

家から道路まで何mも歩くような敷地でしょうか?

 

もし、そういった土地ではなく

あらたに開発された住宅地や狭小敷地で

建物から隣地までの距離が数mしかない場合、

やはり雪止めが必要でしょう。

 

雪が降っていて家に居るときに、

お隣さんの家から自分ちの庭に

雪が大量に降ってきたら、

気持ちのいいものではありませんよね。

 

最近の住宅は勾配屋根がほとんどですので、

雪が勢い付けて落ちる場合もあります。

 

積雪時の無用なトラブルを防ぐためにも

隣地との距離が近い場合は雪止めを付けて、

雪の落下を防ぎましょう。

 

もちろん、道路が近い場合は言うまでがなく、注意が必要です。

 

 

雪止めが必要な理由③

 

雪止めが必要な理由のみっつ目は

「自宅を守るため」です。

 

自宅の屋根の軒下には

雨どいがあるケースがほとんどだと思います。

 

屋根に積もった雪が急激に落下した場合、

この雨どいを破損させてしまう場合が多いです。

 

しかも、

普段から雨どいの掃除をしていればいいですが、

そうでない場合は雨どいに落ち葉などが積もって、

雪解け水も流れずにかなりの重さが

雨どいにかかっていることも。

 

雨どいを止めている金具が壊れてしまった場合、

修繕費用も高額になってしまいます。

 

雨どい以外にも、

給湯器やエアコンの室外機が軒下にある場合は要注意ですし、

小屋根があり天窓(トップライト)が

ついている家などでは天窓が割れてしまうことも。

 

自宅を守る意味でも雪止めは必要です。

 

雪止めがいらない場合もある

 

上記の理由を考慮しても、

雪止めがまったくいらない、

という家もあるでしょう。

 

しかし、そうではなくて

地域的に雪止めがいらいない地域が2つあります。

みなさんはどこかわかりますか?

 

一つ目はまったく雪の降らない沖縄県。

雪止めよりも屋根には台風対策が必要です。

 

二つ目は北陸などの豪雪地域。

え?と思う人も多いと思いますが、

雪がたくさん降る豪雪地域では

雪止めは必要ないんです。

 

理由は、雪の量が多いため

雪止め金具程度でほとんど意味がないことと、

雪下ろしの時に邪魔になるからです。

 

雪止め金具ではなく、

根本的な対策が必要ということですね、

雪国の屋根には雨どいもついてないことが多いですし。

 

 

関東地方でも雪止めは必要?

 

これは、よく聞かれる質問ですが、

答えは「必要」です。

関東地方では普段積雪量が多くないことから、

自宅で積雪対策を行っている人は少ないです。

 

家自体も積雪を想定して造られていませんし、

雪下ろしなんてする人はほとんどいませんよね?

 

 

雨どいもあれば、隣地も近い家が多いですので、

むしろ関東地方のような普段あまり雪が降らないけど、

何年かに一度、

大雪が降る地域にこそ雪止めがもっとも必要だと思います。

 

 

雪止めの設置方法

 

これからの冬に備えて雪止めを設置したい、

と考えている方は是非一度ご相談ください。

 

 

雪止めは新築じゃなくても後からでもつけられます。

 

雪止めは金具自体はホームセンターでも売っていて、

個人でも付けられますが、

雪止めは屋根に設置するもの。

屋根に穴が開いて雨漏りしてしまったり、

施工中にバランスを崩して転倒してしまうこともあります。

 

それに、

雪止めは雪の重さを一手に引き受けるので

設置位置についても考慮する必要があります。

 

火災保険で無料で設置することもできる場合がありますし、

専門家に依頼するほうがいいでしょう。

 

 

まとめ

 

2014年の関東の大雪では東京都や埼玉県などの

大雪が降らない地域でもかなりの積雪があり、

交通機関のマヒなどが生じました。

 

夏の台風に冬の大雪、

これからはいつ自然災害が来るかわからない時代です。

雪止めを設けるだけで被害が経験できるなら、

ぜひ設置してみませんか。

 

まずは、専門家に調査を依頼してみましょう。

 

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